観葉植物の入門的な存在のパキラ。
流通が多く、手頃な価格のため、手に入りやすい。
丈夫で育てやすいため、自分好みの樹形に仕立てる楽しみもある。
概要
植物名 | パキラ・グラブラ |
科名 | アオイ科 |
属名 | パキラ属 |
原産地 | 中南米 |
耐寒性 | 弱い(8℃以上) |
耐暑性 | あり |
耐陰性 | あるけど、窓際が良い |
出逢い
2012年に100円ショップのDAISOにて購入。300円ではなく100円の方で、小指くらいの細い幹だった。
当時は観葉植物を育て始めたばかりで、定番のものからと購入。
置き場所
購入して以来、置き場所を変えている。
①直射日光の当たらない、とても明るい窓際の鉢植え
観葉植物としては、1番理想的な環境。どんどん新芽がつき、成長が早い。
②窓際から少し入った、明るめの室内の鉢植え
耐陰性があるからと、窓から離れた場所に置いたことがあった。明るい時間帯であれば本が読める程度。
十分に育つが、葉と葉の間隔が長くなった。ただでさえ、ヒョロヒョロした見た目なのに、間延びしたような印象に。
③直射日光の当たらない、ベランダの鉢植え
1番葉のつきが良く、幹が太く育つ。
春先から外に出しておけば、葉焼けもしにくい。とは言え、葉焼けしやすいため注意は必要
日々の管理
毎日霧吹きで葉水をあげ、土が乾いたら水をたっぷりと。
平日は普通の水で、週に一度、ハイポネックスと木酢液を隔週であげている。
神経質になるほどではないが、土が乾きやすく、毎日確認するのが良い。
気をつけること(病気・虫など)
冬にカイガラムシをつけたことがあった。木質化している部分ではなく青い枝につき、徹底的に落とした。
窓際に置いていたが、冬で窓を開けることが少なく、他の植物も密集していたため風通しが悪かったと推測。
購入して約10年の間、病気・虫にやられたのはこの1度のみ。
育てやすさ
1度カイガラムシにやられたが、基本的に病気や虫には強い。
ただ、成長が早く、四方に枝を伸ばして葉をつけるため、場所をとってしまう。その割には幹が細くてヒョロっとした見た目になりやすく、数年に1度は仕立て直しが必要。
春に切り戻し、十分な日光を当てれば新芽を出すため、難易度は高くない。
切って日光を当てるだけのため、手間はかからず、わたし的にはとても育てやすい。
仕立て直し
切り戻し
成長が早く、年々樹高が高くなるポトス。四方に広がる枝も、なかなかのボリュームがある。その割には幹が細めで、ヒョロヒョロとした見た目になりやすい。
幹を太くするには、毎年切り戻しして充分に日光を当てること。3月以降であれば、例え葉を1枚も残さなくても、新芽を出してくれる。そして、1年で約1m伸びてくれる。
どうせ切り戻すなら、多少葉焼けさせても問題ない。春が来たら切り戻し、葉焼け覚悟で外で充分に日光を当てて株を大きくする。冬は室内に入れて、また春が来たら切り戻す。
背丈を大きくせずに力強いパキラに仕立てたいなら、この方法が有効的だと思われる。